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【院長コラム】下関市立市民病院広報紙「まごころ」寄稿文

下関市立市民病院広報紙「まごころ」に水木院長が寄稿しましたので、文面を掲載いたします。

 

 下関病院の水木寛と申します。当院は昭和29年に祖父が開業した、精神科単科病院です。
 平成24年に先代の泰が附属地域診療クリニックを開業してからは、主にクリニックが外来部門、下関病院が入院部門を担当しています。クリニックでは、幅広い精神疾患の患者さんを受け入れており、発達障害などの専門外来も開設しています。下関病院は、精神科救急病棟を有し、急性期治療に特化しています。また、県指定の認知症疾患医療センターとして、専門医による認知症の診断や治療を行っています。
 本年の2月より一部の病棟機能を転換し、気分障害の方を対象としたストレスケア病棟を稼働しています。増加するうつ病の患者さんの治療や休養に対応できる入院環境を整えていきたいと考えています。当病棟では3月に、うつ病(治療抵抗性)の新たな治療選択肢として期待されるrTMS(反復経磁気刺激療法)の機器を設置しました。rTMSは2019年より国内で保険収載されており、県内では初の導入です。
 詳細につきましては、リニューアルした当院のホームページをご参照いただければと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

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083-258-0338(代表)